セックスレスされ不倫され離婚した37歳シングルマザーの話

結婚前からセックスレスからの妊活、出産、ケンカ、不倫、別居、離婚と一通り経験しました。

やっとやっとの妊活スタート

私も年齢も確実に重ね、兎にも角にも先がなく、

もうこれが最後だというところまで思いつめ、

最後に今年こそ妊娠したい、そう訴えかけ、

それに対してちゃんと協力するというところまで同意を得ることができました。

また別のレディースクリニックに通い始め、

まずはタイミング。

そこでまた同じ壁にぶつかる。

要はタイミングが取れない、行為が最後まで完了できない。

お医者さんに相談しました。

「それでしたら、人工授精をしてみましょうか。」

私は、それも無理だと思っていました。

旦那をEDだと思っていたので。

でもお医者さんは

「でも自分ではできるという人が多いのです。」

そういうもんなのかなあ、

旦那は物理的に無理なんじゃないのかなあと、

思っていたのですが、

旦那に相談してみると、

それでやってみようとのこと。

まずは精子の検査で自分で病院に持っていくようにと言われたのですが、

それが第一関門です。

本当に検査を受けてくれるのだろうか、、、

今までも何度も期待を裏切られてきたので、私は半信半疑でした。

やっぱり嫌だ、とか、うまく出なかったなどと言われるのではないのかと

ドキドキハラハラしていました。

結果、提出はしていたようです。

なんだか第一歩を踏み出せたようで、一安心したのを覚えています。

結果は特に問題もなく、では実際に人工授精に向けて準備していきましょうという

話になりました。

例のごとく、排卵もうまくできていなかったので、

クロミッドという排卵促進剤を飲み、頻繁にクリニックに通い、

卵子の様子を見てもらいました。

いよいよ良い大きさになり、排卵も間も無くという時、

人工授精の日付を決めて、精子を採る試験管をもらいました。

私は少しだけ、タイミングを取る期待もしていました。

やはり自然に授かれるのであれば、それが一番だという気持ち。

やっぱり体が繋がりたいという気持ち。

トライしてみましたが、やはりできず、、、、

翌朝、試験管を渡しました。

彼は仕事なので、その前にしてもらうしかありません。

トイレにこもった彼、私はその間もベッドで待っていた、寝たふりをしておりました。

本当にずっとドキドキしていました。

本当に本当に精子は採れるのか、人工授精はできるのか、

この日のためにどれだけ時間をかけてきたのか。

いろんな思いが走馬灯のように蘇ります。

あまりにも妊活の事ばかり考えているあまり、

いつしか私は妊娠できないのではないだろうか、

子供を抱く事はできないのではないだろうか、

そんな悲しい事を考えていましたから、

とにかくいろんな思いが溢れていました。

いよいよ彼の出かける時間になり、

私に声をかけてきました。

「机の上に置いておいたから。」

「うん、わかった。」

そう言って、机の上を確認して、

”これで人工授精できる!一歩をふみだせる!”

と胸が高鳴りました。

大事に抱えて病院に行き、無事人工授精を終えることができました。

 

 

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