セックスレスされ不倫され離婚した37歳シングルマザーの話

結婚前からセックスレスからの妊活、出産、ケンカ、不倫、別居、離婚と一通り経験しました。

結婚前からセックスレス

私達の関係がこじれた根底にはやはりセックスレスがありました。

これは根深過ぎる問題で、幾度となく、ぶつかってきましたし、

結局解決する事はなかったのですが、

自分の中でいつでも夫婦関係においては大き過ぎる問題でした。

 

そもそも私達は結婚する前からセックスレスでした。

付き合いは長かったので、マンネリしていたのもあるのですが、

旦那はその辺は非常に淡白なように見えました。

他の男の人のように女の子が好きだったり、

そういう事が好きな感じもしませんでしたし、

潔癖な感じですらありました。

付き合っている時からそれには不満があり、

結婚は視野に入れている時期にも、(婚約はしてない。)

私は他の人に心を奪われる時がありました。

それは正直に旦那にも話しましたし、

別れ話も切り出しました。

でも彼は別れを選びたくないと言いましたし、

私も結局別れる事は出来ませんでした。

その頃アラサーで結婚に焦りもあり、

早く子供を授かりたいという気持ちがありました。

生理も不順でしたし、とても瘦せ型だったので、

私はなかなか妊娠できないのではないかと言う不安もありました。

そんな中で、私と結婚をしてくれそうなのは彼しかいませんでした。

と言うと、すごくネガティブな印象ですが、

付き合いも長かったので、お互いよく知っているし、

結婚生活が想像できるのは彼しかいませんでした。

(実際の結婚生活は散々たるものでしたが。)

そういう形で結婚しましたが、

夜の方はめっきり、、、、

結婚前からなので当たり前ですよね。

私たちは結婚当初から乾ききったカップルでした。

体は繋がってなくても心は繋がってる、そう思っていた。

そう思いたかった。

そうでないと悲しすぎるから。

結局うまくは行きませんでしたが、

彼が私に固執して結婚してくれた事、そして子供を授かれた事は感謝しています。

 

 

 

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言われるがままに反省して努力を続けた自分に後悔はない。

私は端から見たら自信満々人間に映っていたかもしれないですが、

自分は欠陥している、誰にも愛されないのではという不安を抱えていました。

旦那に対して注文は山ほどあるものの、根は悪い人ではないというのは

確信していましたから、この人に嫌われたら、この人に見捨てられたら

おしまいだという気持ちはありました。

高校生からの付き合いで、これだけ私のことを知り尽くした上で、

私を選んでくれた、どんな時でも私を待っていてくれた、

そんな気持ちがあったから、

この人は慈悲深い、この人は心が広い、懐が深いと思い込んでいました。

だから、ヒステリックなところが嫌だと言われた時に、

もちろんこちらの言い分やあるにしても、

素直に反省する部分もありました。

もっと言い方や言う場面はあったかも、とか。

友人には理解されなかったのですが(それを差し引いても相手が悪いと考えられるため)、

私は少しでも自分の悪いところを認めて進めていこうと思っていました。

人間関係はそうでないといけない、

というか私と旦那の間はずっとそうでした。

もちろん喧嘩両成敗という言葉の通り、

どちらかが全く悪くないというケースはあまりないと思います。

先に謝るのは癪ですが、相手がそういう人なので仕方ありません。

 

今回もヒステリックなところについて指摘された時、

「努力して直すのを心がける」と私は言いました。

 

そうしたら、旦那はこう言いました。

「無理でしょ。変わらないと思うよ。お前はそういう人だから。

それでいいじゃん。それでいいと思うんでしょ、お前は。

でも俺はもう無理だから。」

 

私の必死に歩み寄る態度も彼にとっては何も響きませんでした。

 

しかし、この頃の私は藁をもすがる気分で、自分の悪いところを探し、

また、できる限り家事も丁寧にしましたし、彼の夕飯も準備していました。

 

それもこれも、今を後悔したくないから、

できる限りのことをやらないと、

これからの決断に影響がある。

”人事を尽くして天命を待つ”

私が辛い時にいつも心に留めていた言葉です。

やりきったら道が開ける。

そう思って、やれることを全部していました。

 

これについては後悔していません。

今の決断に自信を持てるからです。

 

 

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旦那が私に嫌悪感を抱く訳

結局話し手を変える作戦は失敗しました。

しかし、このままで良いはずはありません。

何度も何度も話をしました。

その中で、旦那が私に対して嫌悪感を頂いている原因は分かってきました。

彼曰く、”私はヒステリー”だそうです。

心当たりが無いわけではありません。

普段のストレスが限界を迎えた時に、キレました。

その状況も全て覚えてます。

闇雲に、自分の機嫌や感情のままに当たり散らした事はありません。

私にはちゃんとキレた理由がありました。

 

印象的だったのはこの時です。

 

旦那と私、子供で外出した後、帰りが遅くなったので、

食事を買って帰ろうと惣菜を見ていたのですが、

ちょうど子供が食べられるようなものがなく、

私「太郎のは適当にやるわー」

 

この一言が気に入らなかったのか、

帰り道、機嫌が悪く、ベビーカーの押し方が乱暴です。

 

私「何キレてんの?」

旦那「もっと太郎のご飯ちゃんとして欲しいんだけど!」

 

はあああ???

なんでそんな事貴方に言われないといけないのでしょう。

共働き(しかも同じ金額を家計に入れているだけ)にも関わらず、

家事も育児もほとんどやらず、任せっきりの妻に言える言葉でしょうか?

 

正直震えました。

 

私「そんな事言うなら自分でやってよ!」

旦那「やりたくてもやる時間ないんだよ。仕方ないだろ。」

私「共働きなのに全部任せっきりで、育児も家事も全部私の仕事なわけ??

  一緒にやるべき事でしょう?なんでそんな事を言われなきゃならなの!!!!!」

 

人目も気にせずキレました。

 

彼的にはこの外や人前でキレると言うのが信じられないようです。

 

もちろん、いつもはそんな事はないのですが、

その時はあまりにも酷い言葉に、理解できず、爆発せずにはいられなかった。

 

大人気なかったとも思いますが、

でも、そこに至った私の心情やその状況も理解して欲しい。

 

その時は涙が止まらなく堪らなかったです。

 

その後、旦那がなんとなしに普段の感じに戻ってなあなあになりました。

振り返っても謝られた事はやっぱりありません。

その時多少は私の怒りを理解してくれていたと思っていたけど、

ただ、ヒステリーにキレたと思われていたんですね。

そう思われていたことも同時にショックでした。

やっぱり分かり合えないなと思った瞬間でもありました。

 

 

 

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話し手を変える(旦那の母親編後編)

その週末、旦那は実家に帰りました。

その後、話をしてくれたようで、お母様から電話がかかってきました。

 

お母様「話はしましたよ。(旦那)も今までいろいろ我慢してきたところがあったみたいで、今はちょっと時間を置いた方がいいかもしれない。

ただ、(私)ちゃんも悪気はないと思うし、気持ちは伝えておいたよ。

夫婦は、いろいろあるから、それを乗り越えていかなきゃいけない。

お互いに主張をしているだけでは仕方ないのよ。歩みよらないと。」

 

私「そうですね、、、

彼は私はお母様のような役割を求められているのだと思います。

でも私はそのようにはできません。」

 

お母様「それはそうね、私は、家族の太陽でありたいと思って過ごしてきたの。

でも、(私)ちゃんは違うし、それは二人で話し合わないと。」

 

衝撃でした。

家族の太陽か、、、、

そんな事思った事もない、

自己犠牲をしてでも家庭を優先する。

美談かもしれません。

でも私には無理です。

なぜ女性ばかりが犠牲にならなければならないのでしょうか。

経済的にも自立している女性は、もっともっと強くなっているし、

それゆえに主張する権利もあるはずです。

お母様の言う通り、お母様と私は違うんです。

 

お母様と話をしてから、戻ってきた彼もあまり変わった様子はありませんでしたし、

話し合いをするつもりもなさそうでした。

ただ、私がぐちゃぐちゃに詰めていた子供の洋服の引き出しを開けて

一枚一枚畳んでいれ、キレながら、

「ここには肌着、ここにはズボンを、、、入れる事にするから、

絶対に他のを入れるなよ!!」

と私に申しつけてきました。

「わかった。」

というしかない私。

”そんな事言うなら、自分で洗濯から畳んで仕舞うところまで

毎回完了させればいいじゃん。”という言葉を飲み込んで。

 

その後、お母様と話すタイミングがあり、

相変わらずな様子を伝えると、

「そうなの、、、まだそんな感じなのね、、、

てっきりもう仲直りしたかと思っていたんだけど、、、

もう一度話してみるね。」

 

そうは言ってくれましたが、

これによって私たちの関係が改善する事はありませんでした。

 

 

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話し手を変える(旦那の母親編中編)

そんな理想の妻であり母親であるお母様に相談するのは、

最後の砦であったし、旦那に内緒で相談するか迷っていました。

旦那のお母さんはもちろん旦那サイドであり、

そのテリトリーに勝手に入る事は憚られました。

しかし、話し合う中で、こんな流れになりました。

 

私「もう二人で話をしててもどうしようもない。私が言ってることっておかしい?

貴方のお母さんに聞いてもらいたい。」

旦那「別にいいけど、もううちに来るなって言われるだけだと思うけど。」

私「(そんなことあの優しいお母さんが言うわけないけど、)わかった。

そしたらもう二度と行かないから。」

旦那「そうすれば。」

 

私は満を持して、お母様に電話しました。

仕事をしているので、時間を作ってもらって電話をしました。

興奮を抑え、今、旦那と上手くいっていない事、喧嘩の発端を話しました。

どう返されるのかドキドキしていましたが、

お母様の返答はこんなものでした。

 

お母様「そんな事で喧嘩してたら勿体ないよ。花子もそんなの嬉しくないし。」

(親族の花子ちゃんについての話が喧嘩の発端だったので。)

私「そうなんですが、なんとも聞く耳を持ってもらえないので。」

お母様「そうねえ、あの子は花子の事を可愛がっているから、

少しナーバスになったんじゃないかな。大したことではないよ。

今はカッとなってしまっているんじゃないかしら。」

私「喧嘩をしてからもう結構時間が経っていて、頑ななんです。

もう私ではどうすることもできなくて、、、(号泣)」

お母様「泣かないで、、、そうなのね。私からも話してみるね。」

 

最初は淡々と話をしていましたが、優しく聞いてくださるお母様と話しているうちに、

涙が溢れて止まりませんでした。

お母様も最初は大したことではないと思っていたと思うのですが、

私の切羽詰っている様子を感じて、話をしてみると言ってくれました。

 

私は藁をも掴む気分でした。

自分達で解決できない問題などほとんどなかったし、

自分達で解決できないと越えられない問題だとも思っていた。

でも今は何でもいいから頼りたかった。

何でもいいから彼が聞く耳を持って、私と向き合う気持ちになってくれる

きっかけが欲しかった。

 

お母様に全ての思いを託しました。

 

 

 

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話し手を変える(旦那の母親編前編)

そもそもこのケンカは彼の家族についてがきっかけです。

切り口としては、彼の家族に相談するしかないと思っていました。

旦那は家族をとても大切に思っていましたし、

彼が唯一心を許している人々なのだと感じていました。

あまり深く付き合う友達もいないようで、

またあまり友達への関心も無いようでした。

彼の父親は無口でほとんど話した事がありませんし、

相談できる感じではないのですが、

母親はとても気さくで話しやすく優しい人でした。

もともと専業主婦だったのもあり、

全ての家事は母親1人でやっており、

料理、洗濯、掃除とそれはまあ丁寧で美しく、

家はいつもとても綺麗でした。

彼の中でこの母親が家族の中心であり理想なのでした。

最近は仕事もしてましたから、両立は大変そうでしたが、

他の誰もあまり手伝う様子はありませんでした。

長年染み付いた習慣はなかなか変わりません。

亭主関白で専業主婦の典型的な家庭。

父親ももちろん優しい方ではありましたが、

定年まで同じ会社に勤め上げ、真面目で寡黙。

仕事は男のもの、家庭は女に任せるという昔ながらの家庭概念。

母親は私にとっても口煩くいう事はなく、

私もそれに甘えてあまり手伝いなどもしませんでした。

少し手伝おうとしても、簡単な事をお願いされる位で

台所は母親のテリトリーという感じでありました。

子供も連れて行ってましたし、まあいいかなと、

彼の家に行った時はお客様気分でありました。

私にとっても有難いお母様なのでした。

 

しかし、その女神のようなお母様こそが、

私達の結婚生活が上手くいかなかった理由だったのです。

 

彼は俗に言う「マザコン」ではありませんでした。

そういうのはカッコ悪いという感じで、

母の日や誕生日など、何かしてあげているところを見たこともありません。

でも彼の理想はこの母親そのものなのだなと今になっては思うのです。

 

典型的な良い妻、良い母親であるお母様と、

仕事を頑張りたい、家事が苦手な私。

お母様とは似ても似つかない私。

違うからこそ惹かれたのかもしれないですが、

結婚生活は家事能力、当たり前にある能力だとでも思ったのでしょうか。

正直なところ、稼ぎも貯金も彼以上にありました。

私は、勉強もできましたし、「私は家事をするために勉強していい大学に

入ったのではない。」と思うほど傲慢でもありました。

結婚も子どももあまり考えてきませんでした。

旦那の前ではいい子に家庭的に振舞っていたわけでもありません。

私が全く家庭的でないことは誰が見ても一目瞭然でしたし、

結婚後は私自身が想像していた以上に家事を頑張ってきたつもりです。

それでも彼は全部やってくれていた母親を無意識に求めるのでしょう。

 

大声で言ってやりたい!

「お門違いも甚だしい!!」

 

すいません、話がずれました。

こんな背景がありつつ、どのように相談して言ったか次に書きます。

 

 

 

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話し手を変える(共通の先輩編)

二人で話し合っても全く先が見えず、本当に困ってしまって、

誰か間に入ってもらおうと考えました。

 

それは、共通の先輩です。

その方は、資格職についており、

私はもちろん、彼もとても尊敬して慕っている先輩です。

 

前に妊活について息詰まっていた時も

その先輩に相談して、少し話をしてもらったことがありました。

話し手を変えるというのは、有効な手段の一つです。

 

まず、私が電話で話した時には、そこまで深刻に捉えていないようでした。

先輩「わかったよ、旦那くんと話してみるよ。」

私「できれば、私から話した事が分からないようにしてもらいたいです、、、」

先輩「大丈夫。任せておけ。」

 

その何日か後、飲みに誘ってくれたそうです。

先輩「旦那くんも最初は口を割らず、何軒か行ってやっと話してくれたよ。

彼も頑なになっているけど、話し合ってみると行っていたよ。」

と言われました。

少し道が開かれたようでした。

 

その次の日、夜少し話し合えるような雰囲気を出してみましたが、

一向に話しかけてきません。

 

その次の日も、、、

 

そのまた次の日も、、、

 

1週間経っても何も旦那からはアクションしてきませんでした。

 

もう一度先輩に電話してみました。

私「なかなか話をしてきません。。。」

先輩「彼にも時間が必要なのかも。もう少し待ってみて。」

 

もう少し待っても旦那から話し合いをするような雰囲気はありません。

 

もう諦めようとした時に先輩からまた電話がかかってきました。

先輩「どう?まだ進展なし?」

私「はい、、、」

先輩「そうか、、、今回は結構難しいかもしれない。

実は旦那くんは”もう(私)さんとは無理です”とも言っていたんだ。

時間が経てば落ち着くと思ったけど、、、」

私「そうなんですね、、、」

先輩「旦那くんはまだ子供だね。自分の世界に閉じこもって、殻に籠っている状態。

彼がああなってしまうと、ここから歩みよるのは難しいかもしれない。」

私「そうですよね。でもこのままではどうしようもありません。」

先輩「そうだね、とにかく、お互い妥協点を探していくしかない。

子供いるし、二人だけの問題じゃないし。」

私「そうですね。。。分かりました。どこかでやはり切り出してみます。」

先輩「できれば、向こうからの行動を待った方がいいけどね。」

私「はい、、、もう少し、様子みます。」

 

しかし、彼からアクションしてくる事はありませんでした。

私は、最後の砦に頼る事にしました。

 

 

 

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